ブッタがぶった
エホバちゃんと話さなくなり数ヶ月。
穏やかな日を過ごしています。
同級生と数十年ぶりに会いました。
痩せて綺麗なお姉さんになっていました。
断食や瞑想をしてるんだって。
「私ね、仏教徒なの」
また宗教か…
って職場のエホバちゃんの話になりました。
神さまの言うこと聞いてれば楽園でエホバの証人だけ復活してパーフェクトなボディとパーフェクトな旦那さんと結婚して働かずして幸せな人生を過ごせるみたいだよって。
「仏教って、神様と私、じゃなくて自分自身と向き合う事なんだよ」と、話を聞くうちに
…ん?なんかエホバちゃんの話が馬鹿っぽく思えてきた。
業とか転生とかなんとなく知ってるワードだからストンと理解できた。
今、どんな人生の状況か。前世の業を背負ってるからなんだ、とか。今しっかり生きて来世も人に産まれたい、とか。
自分自身の事なのね。
エホバの場合。エホバを信じて統治体の言う通りに社会生活からも距離を置きつつ、悪い事がおきればサタンのせい。エホバを信じない人は楽園で復活出来ない可哀想な人と憐れむ。
頼んでもないのに人の家のドアを叩き、布教して歩くのが神のため、人のため、自分が楽園に行くため。
あ、すごく自己中だ。結局、自分が楽園に行くためにやってるんじゃないか。他の宗教を貶したり。
とても、責任感のない、中身のないものに思えてきた。全て聖書にかいてあります…とか。
なぜ人は人として生まれてきたのか。
全て聖書にかいてあるなら、考える必要もないし、滅びる前提ならなぜ人はこんなにたくさんいて、それぞれの人生があって、悩んだり、楽しんだりするんだろう。
仏教の自分自身と向き合うこと…って、他力本願じゃないから納得がいく。
今まで聞いてきたエホバちゃんの話が納得できなかったのは、これだ!と思った。
他力本願すぎる!
人間を馬鹿にしてんの⁇って。
何年もかけて聞いてきたエホバの証人の聖書研究は仏教の話を30分聞いただけでボロボロになった。
エホバちゃんの言ってた「ある日、ストンと腑に落ちる瞬間が来るんですよ。あ、これか…って」
私は仏教の方が腑に落ちた。